講演会「海外との関わりで見えたもの ― 広報ウーマン6年間のヒストリー」
英語学科主催の連続講演会「仕事と暮らしのつくり方」の2012年度第1回講演会が、ゲストスピーカーに間島ゆかりさん(左の写真)をお招きして、6月27日に開催されました。
「海外との関わりで見えたもの ― 広報ウーマン6年間のヒストリー」と題された講演では、間島さんが、これまで2つの職場で担当した広報業務を中心に、大学時代のアメリカ留学から直前まで勤めていたバングラデシュ政府観光局の仕事に至るまで、それぞれの段階で何を感じ、考え、そしてどう行動してきたかを語ってくださいました。
特に、大学卒業後勤めた外資系PR代理店で油がのってきた時期に、あえて新たな挑戦の場を求めて青年海外協力隊に応募し、観光業隊員として新天地バングラデシュに飛び込んでいった時の話には、50人を越える学生のみなさんも強く刺激されたようです。
間島さんは、バングラデシュが持つ低開発や貧困といったネガティブなイメージを払拭したいという想いから、様々なメディアを使って同国の良さをアピールする活動を行ってきたそうです。その一環として間島さんが作成されたドラマ仕立ての観光PR用DVD「SONAR BANGLA~夢のような5日間の物語」を、講演会の後半に鑑賞しました。間島さん自らが観光客役として主演するこのDVDでは、バングラデシュの見所や現地の人々の生活や考え方などがとてもうまく表現されていました。
この連続講演会は、毎回ゲストスピーカーの方に学生の代表がインタビューする形式で進められますが、今回は金子ゼミを代表して澤木さくらさん(写真右から2人目)、小見山紗織さん(同右端)、畑澤直希くん(同左端)がその役を務めてくれました。今回のゲストの間島さんは、もともと澤木さんがバングラデシュにインターシップで1年行っていた時に出合ったのがきっかけで、お招きすることになったのです。